2002年9月18日の学術研修会の報告 学術:齋藤勝裕


 10月1日から保険法改正に伴い患者さんの負担金額の増加が予想されます。
そのような患者負担の軽減の一つの方法として、薬価の安い医薬品の使用があると思います。9月の学術研修会の第1のテーマとして、安価なのに同じ効果を示す薬『ジェネリック医薬品』を取り上げました。
 沢井製薬株式会社の大田様より保険法の今回の改正内容とジェネリック医薬品とは?などの基本的なことから、それを使うことの利点・欠点などをわかりやすく説明してもらいました。
 後発医薬品に対する会員の皆様の意識は低いように思われましたが、今回の説明会で少しでも認識を深めていただければ幸いです。
まだ法的・制度的に問題もありますが、ジェネリック医薬品の使用が将来的に、患者さんのために薬剤師の裁量として発揮できることを期待しております。

 また、きぬ薬の平成14年度の事業計画の1つにホームページの開設と有効利用がありました。
早速7月にはHP作成委員会委員長の小竹博先生のご尽力により立派なHPが開設されました。そこで、第2のテーマとして薬局業務に必要な情報の迅速な提供とIT化による情報の伝達の推進ツールとして、このすばらしいHPを数多くの皆様に活用してもらうために、運営管理者の小竹先生にHPの紹介と解説をしていただきました。
 会員の皆様の情報交換の場として上手に活用していただけることを期待しております。

 今回の研修会には12名のご参加がありました。お忙しい中、講師の先生並びにご出席いただきました先生方誠に有り難うございました。

追伸:『ジェネリック医薬品ならお薬代は約半額になります』とのことです。詳しい内容は、http://www.sawai.co.jp沢井製薬までアクセスして下さい。